究極の口紅気持ちまでシャキッとさせるロ紅おそらく女性にとって口紅は、数多くある化粧品の中でももっとも関心の高いものでしょう。
3~5本の手持ちは普通で、なかには10本以上も持っていて、TPOに応じて使い分けている女性もいると思います。
お化粧をあまりしない方でも、ちょっとした外出や買い物に出かけるときに口紅だけは外せませんね。
人前での身だしなみということはもちろんですが、口紅をつけると表情だけでなく、気持ちまであらたまってシャキツとし、前向きになります。
私たちが10年以上も続けている、病院での化粧のボランティア活動でも、ひとりこもりがちで無表情な老人に口紅をつけてあげると、表情は緩み笑顔が返ってきます。
鏡の中の自分の顔を見る機会が増えたり、まわりの人とのコミュニケーションも積極性が出てきます。
自分に合った口紅の色を探すときの、まわりを意識した恥じらいの表情が、またとても素敵でした。
高嶺の花、「紅一匁」・「金一匁」の紅化粧わが国で口紅の化粧が始まったのは、赤色の染料についてもっとも古い記録がある7世紀ごろと推定されます。
8世紀の作とされる正倉院御物の「鳥毛立女屏風」の鮮やかな唇と頬への紅化粧をご存知ですか。
紅の原料は、特別な植物からの色素と思われますが、江戸時代では紅花(ベニバナ)から取れる染料(カルサミン)が広く使われていました。
紅花は収量も少なく「紅一匁」、「金一匁」といわれるように、高価で、身分の高い人たちだけのものでした。
その後19世紀に入って赤色の合成色素が輸入され、一般に広がってきています。
現在のような口紅の形となって広まったのは、1917年ごろからです。
唇とほかの皮膚との違いは?唇は顔に比べ乾きやすく、非常にデリケートな部分です。
唇が乾きを生じるのは、生理的にそのなり立ちが違っているからです。
どう違うかというと、まず他の皮膚に比べて角層が非常に薄くターンオーバーも早い。
汗腺が少なく、皮脂腺もほとんどないため皮脂膜がつくられません。
皮膚にうるおいを与えるNMF(天然保湿因子)も少なく皮膚の10分の1しかないのです。
したがって、角層水分量もわずかで、水分が飛びやすくて乾燥しやすいのです。
さらに、メラニンも少ないか、またはない場合も多く、毛もありません。
このように唇は、無防備で物理的な刺激を受けやすいので、いつも口紅やリップクリームなどで守ることが必要なのです。
上手な口紅の選び方選択の第一は、自分に合った色です。
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